製造業が取り組むべき、必要なデジタルトランスフォーメーション(DX)の対応について

2021年 6月22日

製造業

最近注目されているデジタルトランスフォーメーション(DX)。製造業も例外なく、デジタルトランスフォーメーション(DX)への対応が求められています。

2011年にドイツが国を挙げての官民一体プロジェクトとして立ち上げた「インダストリー4.0」。それからおよそ10年が経過し、世界の主要各国も第四次産業革命への対応を進めています(フランス:未来の産業<Industrie du Futur>、中国:中国製造 2025など)。日本もまた、目指すべき社会の姿としてSociety 5.0を掲げています。

DXへの期待と現実

第四次産業革命では、IoT(モノのインターネット化)やビッグデータ、AI (人工知能)といったIT技術を積極的に活用して、製造業を改革し、生産性を飛躍的に高めることが期待されていますが、最新のものづくり白書(2020)では、デジタル化やデジタルトランスフォーメーションに非常に高い期待があります。

  • 企業には、変化に対応するために自己を変革していく能力「企業変革力(ダイナミック・ケイパビリティ)」が最も重要なものとなる。
  • デジタル技術が企業変革力を高めるうえでの強力な武器であるという点を最大限に強調する。
  • デジタルトランスフォーメーションは、企業変革力を飛躍的に増幅させるものである。
  • さまざまな環境変化に柔軟に対応していく企業変革力が重要であり、それにはデジタル化が有効である。

それにもかかわらず、実際は理想とは程遠い現実について、同じくものづくり白書(2020)内で以下のように厳しい指摘がされています。

  • 我が国製造業の設計力は、近年の不確実性の高まりにもかかわらず、あまり向上していない(不確実性:コロナなど外的な要因に影響に対して対応が必要なもの)。
  • 3D CADによる設計が十分に進んでおらず、協力企業への設計指示を図面で行っている企業が過半を占めている。
  • 設計のデジタル化が遅れている。

そのような厳しい指摘につながっている現状を示す、3D CADの普及状況やその変化、取引先とのやり取り状況に関する情報をものづくり白書2020から以下に転載します。

製造DX、成功のヒント

このような状況を踏まえて、今、製造業の皆様が何をすべきか、また何の優先度を上げ何にチャレンジするべきか? 実際にデジタルトランスフォーメーション(DX)にチャレンジして、成功したお客様の事例も含め、必要な取り組みやそのヒントになる情報をお届けします。

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