AutoCADでブロックを解除する方法! 解除できないときの対処法も解説
2024年 5月28日
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本記事では、AutoCADのブロックの解除方法について解説します。解除できないときの対処法やブロックを解除しないで図形を編集する方法についても解説しますので、ブロック機能を使いこなしたいと考えている方はぜひご参考にしてもらえればと思います。
AutoCADでブロックを解除する方法
AutoCADでブロックを解除する方法は以下のとおりです。
- [EXOLODE]コマンドを入力
- 解除したいブロックを選択
- エンターキーをクリック
[EXOLODE]コマンドは、複合オブジェクトを構成要素となっているオブジェクトに分解するコマンドです。ブロック解除と同時にプロパティの変更も行いたい場合には、[EXOLODE]コマンドを使用してください。
分解前
分解後
AutoCADでブロックを解除できないときの対処法
ブロックが解除できない理由として考えられるのは以下の3点です。
- ブロックが編集不可状態
- ダイナミックブロック
- [MINSERT]で挿入したブロック
まずはブロックが編集不可状態になっていないか確認するようにしてください。
AutoCADでブロックを解除したときに再度結合してしまうときの対処法
AutoCADでブロックを解除したときに再度結合してしまうのは、[REGEN]コマンドを利用しているからだと考えられます。
[REGEN]コマンドはその名前のとおり、再作図のコマンドです。
AutoCADでブロックを解除したときに文字が変わってしまうときの対処法
AutoCADでブロックを解除したときに文字が変わってしまう場合には、[BURST]コマンドで分解を行いましょう。
[BURST]コマンドを使ってブロックを解除すれば、文字が変わらずに分解できます。ブロックの色も変えずに分解できますので、色の情報や属性情報を引き継がせたいときに利用してみてください。
AutoCADでブロックを解除しないで図形を編集する方法
AutoCADでブロックを解除しないで図形を編集する方法は以下のとおりです。
- 分解できないブロックをダブルクリック
- OKをクリック
- ブロックエディター画面で図形を編集
- エディターを閉じるをクリック
- 変更を○○に保存をクリック
- 修正完了
まとめ
本記事では、AutoCADのブロックの解除方法について解説しました。ブロックを分解しなくても、ブロック内の図形を編集することができます。
状況に合わせて、最適な方法で編集を行ってくださいね。