2D CADで設計していた図面がたくさんあるけれど、流用できるの? できれば過去の資産を有効活用したい。
3次元CADの導入前に。オンラインデモで不安、疑問を解決!
2018年 1月24日
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「取引会社からの要望で、うちも3D CADにシフトしないと…」というご相談をよく頂きます。3D CADにした場合のメリットが分からないので、どうやって展開していけばよいのかイメージし難いようです。今回は、よく頂く質問とあわせて3D CADのメリットをご紹介します。
大塚商会のオンラインデモで、よく頂くご質問
3次元モデルを作成するためには、2次元の断面形状が必要です。2次元の断面形状に厚みをつけたり、回転したりしながら、立体形状を作成していきます。
Autodesk Inventorでは、2次元の断面形状としてdwgやdxfファイルを直接取り込めますので、2D CADで作成した図形に厚みを加えて、3次元モデルにすることができます。
3Dで設計すると操作が重くなって時間がかかるのでは?
Autodesk Inventorの中では、取り込んだ2次元図形は一つの部品として管理されるため、2次元形状のままで3次元のアセンブリモデルに組み合わせ、動きを確認できます。2次元形状のまま機構の確認ができるので、操作も重くなりません。
図面をなくせないため、図面を作ると二度手間になるんじゃないの?
3Dモデルを元に図面化できます。3Dモデルを修正すると、図面の形状も修正されますし、図面側で寸法を修正すると3Dモデルも修正されます。3Dモデルを使用して設計作業を行っていただく、付随して図面も作成できるので二度手間になりません。
3Dモデルを作るのは労力がかかりすぎるのではないか?
3次元モデルがあることで、分解表示も簡単に作れますし、資料作成時にも挿し絵としてご使用いただけます。アニメーションで組み立て手順のイメージを作成できますので、組み立て指示書として使用したり、レンダリングしたイメージを作成し、まだ完成していない製品の紹介ツールとしてご活用いただけます。作成した3次元モデルがあれば、後工程でもそのまま活用できますので、結果として大きなコストダウンにつながります。
うちは受注生産だから、毎回3Dモデルを作っていられない。
部品単位やモジュール単位で3Dモデルを作成できるので、一から全てを作成する必要はありません。類似したパーツやモジュールを流用し、組み合わせて生産することで、効率化が図れます。部品やモジュールを管理するための管理ツールも用意されています。
オートデスクコンシェルジュセンターでは、お客様のご要望に応じて、オンライン環境(リモートツール)を使ってデモが可能です。一連の操作を見てみたい! こんなことはできるの? などございましたら、お気軽にお申し込みください。
オートデスク各種ソフト操作を体系的に学びたい方へ
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オートデスク各種ソフトを安心してご利用いただくために
大塚商会はオートデスクの製品の認定資格者(スペシャライゼーション認定)によるサポートサービスをご提供しています。FAQナレッジデータベースの閲覧や電話・リモート操作によるサポートから、PCやネットワークの障害対応まで、CADソフトご利用のお客様が安心しで業務に専念できるの万全なサポート体制を備えています。