Autodesk Inventor便利テクニック塾 ~3D PDFでエクスポートする方法~

2020年 1月23日

製造業

3D PDFデータは無償のAdobe Acrobat Readerで手軽に開け、Acrobat側で拡大・縮小・回転・モデルの表示非表示の切り替え、計測ツールを使用した長さの計測などを行えます。

3D PDFへのエクスポート機能はInventor 2017より搭載されました。本ページではInventor 2017を使用し、一般的な操作手順をご紹介します。

操作方法

1.書き出し対象のモデルデータを開きます

2.「ファイル」メニュー → 「書き出し」 → 「3D PDF」を選択します。

3.書き出し画面が表示されますので「テンプレート」の右側にある「・・・」ボタンをクリックします。

4.テンプレート選択画面で「Blank.pdf」を指定します。

5.書き出し画面の下側に表示される「ファイルの出力先」で3D PDFの保存先・ファイル名を指定します。

6.「パブリッシュ」ボタンをクリックします。以上の操作で3D PDFが作成されます。

なお、Acrobatで3D PDFを表示する際には設定を有効にする必要があります。
「編集」メニュー → 「環境設定」 → 「3Dとマルチメディア」 → 「3Dコンテンツの再生を有効にする」

以上の操作手順ではご紹介していませんが、書き出し時の設定にてInventorプロパティをPDFに反映させる・させない、InventorのビューリプレゼンテーションをPDFに取り込む・取り込まないの設定や、テンプレート指定によるPDFの書式変更なども可能です。

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