CADだけで取り組む工場丸ごと大改善!

2020年 2月13日

製造業

生産ライン設計や工場レイアウトの検討は通常2次元CADを用いるケースが多くあります。その場合「高さ方向の検討が難しい」「レビューに漏れた不具合が現地で発生し、対応の時間とコストがかかる」「2次元図面は分かる人にしか分からない」などの問題点が発生してしまいます。

そこで3次元CADを使うとどのような効果があるのでしょうか? 幾つかのメリットをご紹介します。

ライン設計の効率化

2次元CADに加えて3次元CADを使うと、より詳細な検討ができます。3次元CAD上であらかじめ用意されているアセット(コンベア、柵、壁など)を配置すれば、何度でも移動させながらレイアウトを検討できます。

検討を効率アップするために、独自にアセットを作成・登録したり図面化したりすることができます。

アセットイメージ

レーザースキャナーの活用

既存設備をレーザースキャナーでスキャニングし、点群データとして3次元CAD上に表現すると、既存設備を下地に追加設備や改修などを検討できます。

Autodesk Recapでスキャニングデータを再現

シミュレーションが簡単に

3次元モデルを使ってレイアウトに不備がないか確認に活用することもできます。

  • 設備に干渉が起きないかの確認に。
  • 作成した3次元モデル上をバーチャルでウォークスルーさせ、動線をイメージ。
  • ウォークスルー

  • 干渉チェック

このように2次元CADにプラスして3次元CADを活用すると、レイアウト設計が効果的に改善できる可能性が高まります。

このように効率的にレイアウト設計を行うツールがAutodesk Product Design & Manufacturing Collectionには含まれています。

Autodesk Product Design & Manufacturing Collection 製品情報