設計者の熱・流体問題を幅広く解決! Autodesk CFDで品質と収益性を向上しよう

2021年11月 9日

製造業

Autodeskは2011年にCFdesignソフトウェア(注1)を取り入れることにより、デジタルプロトタイプソリューションに強力な熱流体シミュレーションAutodesk CFDを追加しました。これにより流体機械や建築設備などの業務に携わる設計者は、設計段階において仮想環境での試験と予測検証を行い、物理的な試作を省けるようになりました。

今回はAutodesk CFDのお勧めポイントをご紹介します。

  • (注1)CFdesignは、1992年設立のBlue Ridge Numerics社が開発した熱流体解析ソフトウェアです。過去に米国ハイテク企業の成長ランキングにおいて4年連続で受賞した経験を持つ、設計者マーケットにおける有限要素法ベースCFDのパイオニア的な存在です。

設計者にうれしい機能が満載

Autodesk CFDのコンセプトは「設計の初期段階で、設計者自身がCFDツールを使用し、複数設計案の比較を迅速かつ簡単に行えるようにする」ことです。そのため、設計者が設計初期段階において短い時間で多数の解析を実施し、設計のつぶしこみを実現できるように次に示す特徴的な機能を持っています。

CADプラグイン型

使い慣れたCADから1クリックでAutodesk CFDに3D CADデータを転送し、CADと切り離して解析実行が可能です。そのため、解析中であっても設計業務に影響を及ぼしません。

パラメトリックスタディ

形状を変更した場合などのパラメトリックスタディにも対応しており、一度設定した解析条件は全てほかの形状モデルに流用可能です。

1製品で複数のバージョンや複数CADにプラグイン

複数のCADを使用している場合でも、それぞれのCADに対応させることが可能です。

だれが使っても同じ結果を導出

簡単なメッシュパラメータの入力だけで自動メッシュ作成が可能です。また、アダプティブメッシュ搭載で状態変化が激しい箇所のメッシュを自動細分してくれます。

複数の解析結果を同一画面に表示

複数の設計案の解析結果を同一画面で表示し、相対比較ができます。

専用ビューアーによる解析結果の情報共有

フリーで使用できるCFD Viewerにより解析結果の共有が可能です。これにより他部門、取引先、顧客間でスムーズにコミュニケーションがとれます。

材料や解析条件設定の自動化

解析設定作業を自動化し、これをチーム設計に展開することにより設定ミスや余分な作業を減らします。

幅広い解析機能

Autodesk CFDには、電子機器の放熱評価などができる基本的な熱流体解析の機能はもちろん、移動境界の考慮、板金形状をサーフェスメッシュ化など、多くの設計者がほしいと思う機能があります。移動境界は、ファン、ブロワー、ポンプなどの回転機械、ピストン、コンベヤーなどの直線運動、および流体力による固体粒子の運動などの自由運動を解析できます。

Autodesk CFD 製品情報

解析事例1.電子機器の放熱評価

解析事例2.すれ違う列車の風圧の評価(移動境界)

フレキシブルなクラウド解析オプション

Autodesk CFDはローカルでもクラウドでも解析可能です(注2)。クラウド解析により、コンピューターリソースの不足を補うことができます。例えば、初期の検討はローカル解析を実施し、複数のシナリオを解析したいときはクラウド解析で同時に解析を行うことにより、短時間で複数案の結果を比較することができます。

  • (注2)クラウドで解析するためにはオプションライセンスが必要。

導入しやすいライセンス形態

Autodesk CFDはサブスクリプションでの販売となります。上記の移動境界、自由表面などの複雑な物理現象を含む熱流体シミュレーションが安価で実行でき、年度ごとにライセンスの増減も容易にご検討いただけます。

最後に

Autodesk CFDは、家電・電子機器、自動車・輸送機器、各種機械・装置・設備機器、バルブ・配管、ノズル、回転機械、建設設備など、多業種で使用されています。これらの業務に携わる設計者が優れた成果を出し、より効率的に市場での競争に打ち勝つにはシミュレーションが不可欠です。

Autodesk CFDにより設計に対する流体の流れと熱伝導の影響をよりよく理解し、品質と収益性を向上しましょう。