Autodeskサブスクリプションの「最安値」を探している方へ! 本当に重視すべきポイントとは?

2025年11月10日

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AutoCADをはじめとするオートデスク製品のサブスクリプションは、2024年11月から導入された「新しい購入エクスペリエンス」によって購買プロセスが大きく変化しました。

新しい購入エクスペリエンスとは? 2024年11月からオートデスク製品の購入方法が変わりました

以前は、販売パートナー(販売店)ごとに値引き幅を設定することが可能で、お客様は「最安値」を探して複数の販売店を比較検討できました。しかし現在は、お客様とオートデスクの間で直接、契約・支払いが完了する形に変更となり、その結果、どの認定販売パートナーから購入しても、基本的にメーカーであるオートデスクが定める統一の希望小売価格が適用されることになっています。

つまり、2024年11月以降は最安値が実質的になくなったため、最安値を探すために時間を費やす必要がなくなったということです。これからは、価格が同じであるという前提のもと、「どこが最も手厚いサポートや業務効率を高める独自の付加価値を提供してくれるか?」という視点に焦点を当てて、導入パートナーを検討していくべきでしょう。

為替変動により最安値は変動:早めの見積依頼が必要な理由

最安値がなくなった一方で、オートデスク製品の価格には別の変動要因があります。それが、為替レートの影響による価格改定です。

2025年5月7日以降に発生したオートデスクとの直接取引では、日本円のレートが±3%変動した場合に、為替レートの調整が毎月行われる可能性があります。この調整により、累積変動率が±3%未満に戻るまで、翌月のメーカー希望小売価格(SRP)が1%増減する可能性があります。

為替レートの影響による価格改定については、お客様向けの通知はなく、オートデスクWebサイトから概要が案内されているのみとなっているため、都度、大塚商会のような取次店に見積依頼する必要があります。

このような価格変動のリスクを回避するためにできることは、「早めに見積りを依頼し、価格を確定させること」です。見積りを依頼すれば、その時点の価格が見積有効期限(最大で30日)までは有効となるので、早め早めの見積依頼が大切となります。

導入の検討に入ったらすぐに見積依頼をすることで、予期せぬ値上げの影響を受けずに導入を進めることができます。また、為替レートが円高方向に触れた場合は、価格が下がったタイミングで再度見積りをとれば、損をすることはありません。

見積相談

価格が同じだからこそ光る大塚商会の手厚いサポート

価格が横並びとなった現在では、お客様がパートナーを選ぶ判断基準は、次のように切り替わりました。

  • サポートの手厚さ
  • 導入事例の豊富さ
  • 独自の特典

ここからは、オートデスクコンシェルジュセンターを運営している大塚商会の手厚いサポートについてご紹介します。

豊富な導入事例に裏打ちされた安心のサポート体制

大塚商会では、長年にわたる豊富な導入実績とノウハウを生かし、お客様の事業や抱える課題に合わせたサポートを行っています。単なるソフトウェアの販売に留まらず、導入時の設定支援から、運用開始後の技術的な「困った」まで、専門性の高い担当者が対応する手厚いサポート体制が当社の最大の強みです。

詳細については、当社の担当営業から個別にご説明させていただきますので、ご興味のある方はまずはお問い合わせください。

お問い合わせ

【AutoCAD】業務効率を飛躍的に向上させる「Utility KIT for AutoCAD (R) BS」

大塚商会CADベーシックサポートに契約されているお客様への特典として、AutoCADでの作業効率を格段に向上させるツール「Utility KIT for AutoCAD (R) BS」を提供しています。

プロパティ変換ツール BSAutoCAD図面上の文字や線種、色といった要素を一括変換できるツール
領域テキスト抽出ツール BSDWGファイルから特定の領域のテキスト情報(部品番号、図面スケールなど)を抽出し、Excelに出力するツール
属性抽出ツール BSDWGファイルから属性情報を抽出しExcelに出力するツール
Excel縦断 for AutoCAD BSExcelに測定点や短距離などの数値を入力し、CADで縦断図を自動作成するツール
連続処理 for AutoCAD BS複数の図面に対して「文字スタイル変更」「PDF出力」「DWG→DXF変換」などを一度に実行できるツール

Utility KITは、AutoCADオペレーターの「あったらいいな」を形にしたツールです。

Utility KIT for AutoCAD (R) BS

まとめ

Autodesk製品の購入は、価格勝負の時代ではなくなりました。2024年11月からは、為替変動リスクを最小限に抑えつつ、その後の導入から運用に至るまでの手厚いサポートを受けることができるかで判断するべきです。

最安値を追い求めるのではなく、「お客様のビジネスを理解し、手厚いサポート・伴走支援を行ってくれる会社」を選んでみてはいかがでしょうか。

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