BIMでBuilding Information Marketing(デジタルマーケティング戦略)

世界有数のBIMコンテンツプラットフォームである「BIMobject」にお客様の製品を公開すると、世界中の建築設計者にアピールすることができます。BIMコンテンツの需要の高まりを背景に「BIMobject」を利用してデジタルマーケティングにチャレンジしてみましょう。

「BIM object」と「BIMobject」の違い

建築業界では「BIM object」と「BIMobject」、この二つの言葉が使われています。まずは用語の違いをご紹介します。

BIM objectとは

BIM objectとは、BIMモデルを生成するBIMデータ(建材部品など)を意味しています。BIM対応CADには柱、壁、床をはじめとするBIM objectが用意されており、これらを用いてBIMモデルを作成していきます。

各BIMツールにもある程度用意されていますが、利用したい国産建材メーカー品などの登録がない場合が多くあります。その場合、汎用的なものを利用したり、自社で作成したりする必要があります。

BIM objectとは

BIMobjectとは

そんな状況の中で、建設業界におけるBIM object(建材部品など)のデジタルプラットフォームとして公開されたサイトが「BIMobject」です。

2017年末には、野原ホールディングス株式会社により「BIMobject Japan」が設立され、日本国内の建材メーカーも積極的にBIM object(建材部品など)を活用する環境が提供されるようになりました。

BIMobjectはBIMオブジェクトを取り扱うサイトの中で訪問者数・登録ユーザー数・オブジェクト数・ブランド数・製品の閲覧/ダウンロード数でNo.1を誇ることから、世界規模のプラットフォームに成長しています。

BIMの世界におけるNo.1のダウンロード実績

BIMobjectでは、毎月100万点以上のオブジェクトがダウンロードされています。

  • 100万以上の設計者をはじめとするプロの利用。
  • 実際の製品に基づく正確なデータと仕様を持ったBIMオブジェクトをご用意。
  • 多岐にわたるジャンルや1,300以上(2019年6月現在)のブランドから選択可能。

BIMobjectでは素材やブランド、製品カテゴリーなどから絞り込みが可能です。またBIMobjectがご提供するアプリを介して、Revit、ARCHICAD、SketchUp、Vectorworks、AutoCAD上で直接ダウンロードできる仕組みもご提供しています。

建材メーカーがBIMobjectを利用する最大の魅力

BIMobjectに自社データを登録する最大の魅力は、世界中の設計者にアピールできること以上に、BIMオブジェクトがダウンロードされるたびにダウンロード先の設計者が見込み顧客として蓄積されることにあります。

蓄積したデータは「自社データはどのようなユーザーにニーズがあるのか」「この層にどのようなアプローチをするのか」などの実行に移すための分析に使用します。

つまりBIMobjectを利用することは、デジタルマーケティングによるカスタマージャーニーを構築することにつながります。

今こそ、あなたの製品を設計者の選択肢に加えましょう

BIMobjectにお客様の製品を公開することで、世界中の設計者にアピールできます。世界中の有名な建築事務所100社のうち、97社はBIMobjectを使用しているからです(2018年10月現在)。

世界をリードするプラットフォームであるBIMobjectは、BIMコンテンツを取り扱うサイトの中で世界規模のプラットフォームであり、デジタルマーケティングに必要なツールもそろっています。BIMobjectにはお客様のデジタルマーケティング戦略のレベルをさらに引き上げる環境が備えられています。

自社製品のデジタルプレゼンスを高めませんか?

それほど遠くない将来の展望として……

  • TODAY:データ(BIMオブジェクト)には実際の製品と同じくらいの価値が あるかもしれない。
  • TOMORROW:データ(BIMオブジェクト)データの用意がない(従来通りの)製品は、もう意味を持たなくなっていくのかもしれない。

そのため、BIMobjectが今まで簡単ではなかったBIMオブジェクトの作成と使用されるユーザーへ公開するプラットフォームをご提供していきます。

BIMobject Japanでは、建築製品製造業者とインテリア製品製造業者向けにBIMobjectホワイトブックを無料でご提供しています。

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