BIM 360で何ができるの?

2020年 8月 6日

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BIM 360は、オートデスクが提供する建設業向けクラウド型のワーキングプレイスです。BIM 360でできることを簡単にいってしまうと「建設業向けに図面、文書、3Dデータの共有、管理」です。

ブラウザー上で動作するため専用ソフトを必要とせず、インターネット環境さえあればどこからでもアクセス可能です。専用ソフトを必要としないということは、Revitがなくても3Dデータを確認・チェックできますし、AutoCADがなくても図面の確認・チェックができます。使ってみるとかなり便利であることが分かります。

共有ドライブとの違い

会社間を超え、協力会社とGoogle ドライブのようなクラウドサービスでデータをやり取りすると、データの整合性が問題になります。だれがいつどこを直したのか、どれが最新のデータなのか混乱してしまいます。

BIM 360の利点は、どのデータが最新版でだれがいつ、どこを直したかが一発で分かるところです。指摘事項の記入、また指摘された事項の訂正など通常であれば言った言わないで考え込んでしまうところが、お互いが見て確認ができるので現場では特に重宝されます。

とある中堅ゼネコンの現場所長は「建設現場のイノベーション」と語っていました。図面と3Dモデルの両方で変更修正点が確認でき、社内また社外を問わずコミュケーションをとるには最適なつくりになっています。

BIM 360 Docsでできること

BIM 360はシリーズ化されており、管理するベースのうえにDocs、Design、Coordinate、Build、Cost、Planという製品群が存在し、それぞれ別の役割を担っています(2020年8月5日現在、BuildおよびCostPlanは日本未発売)。

今回は全グレードに共通し、ベースグレードでもある「Docs」でできることをご紹介します。

1.プロジェクトの作成

管理者であるプロジェクトマネージャーはメンバー内で共有する物件の「プロジェクト」を作成できます。

プロジェクトの作成

2.各種データの登録・共有

プロジェクトメンバーはプロジェクト内にRevit・図面・設計図書関連のデータを登録・共有できます。IFC、Microsoft Office、PDF、写真データなどさまざまなファイル形式に対応しています。

各種データを登録・共有できる

共有されたデータに対し、注記や計測ができます。図面やモデルの修正があれば変更点が分かりやすく表示されます。

  • 注記を残せる

  • データの比較もできる

アップロードされたデータのバージョン管理も可能で、対象のデータをだれがいつアップロードし、どのデータが最新なのかも常に確認ができます。

  • バージョン一覧

  • バージョン履歴

3.指摘事項の作成

「指摘事項」として登録することで、ほかのプロジェクトメンバーに修正依頼や確認事項の伝達が行えます。

Docs以外のグレードでできること

Docs以外でできることを図・表にまとめてご紹介します。

BIM 360 DesignRevitファイルをクラウド上(BIM 360内)に置き、社内外の関係者と同時編集(ワークシェアリング)を行う
BIM 360 CoordinateRevitをはじめとした各種BIMモデルをクラウド上(BIM 360内)に置き、統合モデルを作成。クラウド上で干渉チェックを実行

Autodesk BIM 360 製品情報