BIM 360で変わる作業依頼・指示 ~デジタル管理で設計品質の向上に活かす~

2020年 9月10日

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労働集約型産業ともいえる建設、設備/プラント業界では、設計変更や施工管理の連絡などを多くの関係者と頻繁に情報交換しています。テレワークの広がりに合わせて、紙図面からデジタル図面での作業依頼や指摘事項の伝達へと変化が広がっています。

Autodesk BIM 360は、新しいプラットフォームに進化しました

建設業向けプロジェクト管理のクラウドサービスとして登場したBIM 360は、新しいプラットフォームAutodesk Construction Cloudとして新展開します。既にBIM 360をご利用中の方には注意が必要な事項もありますので、ぜひ次のリンクよりご一読ください。

BIM 360に関する変更点と新しいプラットフォーム

BIM 360の指摘事項機能

BIM 360は図面やBIMデータに対してドキュメント上にマークアップ(朱書き)を行い、指摘事項(ToDo)機能で担当者に指示した作業をデータで管理することができます。

BIM360 Docs活用例:作図ワークフローの改善

マークアップ(図面への朱書き)

紙図面の検図やレビューと同じような感覚でデジタル図面上に指摘事項を入力します。

ToDo管理

マークアップと共に記入された指摘事項はリスト化され、「回答済み」などの表示で可視化・管理できます。

プロジェクト管理者は指摘事項のタイプ、サブタイプ、カスタム属性を作成できます。指摘事項には関連するファイルを添付できます。

カスタム属性では、指摘事項のタイプに追加、既定の属性を超える指摘事項エントリのサブタイプに追加することができます。

指摘事項で詳細確認

添付ファイルも確認可能

指摘事項でステータスの確認も

Excel出力

指摘事項は一覧で確認し、Excelファイルに出力できます。

集約された指摘事項の活用例

それぞれのプロジェクト、対象となるプロジェクトメンバーが入力した指摘事項のデジタル情報を元に分析し、次に予測されることや次のプロジェクトへ活かすことで、設計品質の向上が期待できます。

活用例:プロジェクト状況の可視化とチェック

詳しい情報はオンラインセミナー資料をご覧ください

BIM 360の特徴や使い方をご紹介したオンラインセミナー資料をご用意しています。テレワークをより便利に、クラウドも活用したBIM / CIMプロジェクトを実施しようとされている方は、ぜひご利用ください。