購入日から1年間有効で、繰り越すことはできません。トークンが少なくなると通知が届きます。
オートデスクの新しい購入方法「Autodesk Flex」とは?
2021年10月28日
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今までオートデスクライセンスの購入方法はサブスクリプションの1種類だけでしたが、新たな購入方法としてトークンライセンス「Autodesk Flex」が追加されました。
オートデスク製品を利用した分だけお支払い
Autodesk Flexは、使用分に応じて料金を支払う従量課金制となります。
チーム用のトークンを購入し、Autodesk AccountでユーザーをFlexに割り当てます。製品使用中は、24時間ごとにトークンが消費されます。
Flexとサブスクリプションとの比較
Flexとサブスクリプションにはどのような違いがあるのでしょうか?
Flex | サブスクリプション | |
---|---|---|
価格 | 24時間単位の従量課金 | 1年もしくは3年の期間単位 |
利用例 | 必要な製品を必要なときに利用 | 同じ製品を継続的に利用 |
製品割当 | Flexに必要なユーザーを割り当てる | シート数を上限に特定のユーザーを割り当てる |
使用状況確認 | トークンの使用状況と費用 | 使用ユーザー数や使用頻度 |
購入方法 | 7種類のパッケージからトークンを購入 | 期間1年または3年のサブスクリプションを購入 |
これらの違いを知り、お客様ご自身に適したお支払い方法を選びましょう。
- Flexは使用頻度の少ないユーザーに適している。
- サブスクリプションは頻繁に使用するユーザーに適している。
注意
オートデスクが定めるEnterprise Business Agreementの対象となるお客様は、Flexの購入に際してオートデスクの担当営業へ直接お問い合わせください。
Flexで利用できる主な製品とトークン数
製品 | トークン数(24時間の消費数) |
---|---|
Revit | 10 |
Navisworks | 9 |
3ds Max | 6 |
Civil 3D | 9 |
InfraWorks | 7 |
ReCap Pro | 1 |
Inventor | 8 |
AutoCAD(注1) | 7 |
Vault Pro | 3 |
Fusino 360 | 2 |
- (注1)AutoCADのほか、Architecture、Electrical、Map 3D、Mechanical、MEP、Plant 3DのAutoCADファミリー製品もそれぞれ7トークンで使用できます。
トークンの価格
トークン数 | 価格(税別) |
---|---|
100 | 39,000円 |
500 | 195,000円 |
1,000 | 390,000円 |
5,000 | 1,901,000円 |
10,000 | 3,705,000円 |
- * 大量(15,000~250,000)トークンも利用可能です。
よくある質問
トークンの利用可能期間はありますか。
トークンが不足した場合どうなりますか。
Flexにアクセスできず、使用できなくなります。
インターネット接続は必要ですか。
最初の接続時に必要で、その後24時間まではオフラインでも使用できます。
ユーザーがサブスクリプションとFlexと共に割り当てられている場合、どちらが優先されますか。
サブスクリプションが優先されるため、トークンは消費されません。
トークンはオートデスクアカウントで管理するのですか。
はい。ユーザーをFlexに割り当てます。
何日以内の使用で、コストメリットが生まれますか。
製品によりますが、単純計算でおよそ1カ月のうち6~9日の使用で、1年分のサブスクリプション価格に該当します。これにトークン繰越損分や追加購入分のコストが加味されます。
なお、複数の製品をお使いの場合やAutodesk Docsなど、Flex対象外製品をご活用の場合は、建設系または製造系Collection製品、またはAutoCAD Including Specialized Toolsets(AutoCAD Plus)のご購入をお勧めします。
Autodesk Flexに関するご不明点は、大塚商会にお気軽にお問い合わせください。