【オートデスク Flex Zero to 100】 起動までのセットアップ手順

2022年11月 2日

共通

オートデスクのトークンライセンス Flexの契約を締結してから、ユーザー割り当て・利用製品制限、ソフトウェアの起動までの手順を分かりやすくお伝えします。まず、Flexとは何かをおさらいしておきましょう。

オートデスクの新しい購入方法「Autodesk Flex」とは?

Flexを新規購入すると、まず契約管理者の方に「注文確認メール」が必ず届きます。「注文確認メール」からのサインインから、「5.指名ユーザーを招待する」までは次の手順をご覧ください。

【オートデスク サブスクリプション Zero to 100】起動までのセットアップ手順

この時点で契約したFlexが含まれているチームに対し、必要な指名ユーザーが招待されていることを前提に話を進めていきます。

1.ユーザーを割り当てる

チームにユーザーが登録されていない場合、ユーザーの一覧は表示されません。チームにユーザーを追加する方法は、次の「5.指名ユーザーを招待する」を参照してください。

【オートデスク サブスクリプション Zero to 100】起動までのセットアップ手順

2.必要に応じて使用できる製品を制限する

Flexは100にも及ぶ製品が使用可能です。標準の製品割り当てにおいて、全ての製品を利用可能ですが、使用できる製品制限をかけることができます。チームごとに規定の製品をあらかじめ割り当てたり、個人別に業務内容・設計用途にあった製品を割り当てたりすることができます。

また、誤ってNetfabb Local Simulationのように1日あたり200トークンを超える製品を使ってしまい、全体のトークン数を消費してしまうことを防げます。

2-1.Flexの規定の割り当て方法

製品へのアクセスを個別に管理する代わりに、あらかじめチームのユーザーに対し、Flexに含まれる全ての製品または一部の製品への既定のアクセスを設定することができます。既定の割り当てがオンの場合、全てのFlexユーザーは選択した同じ製品セットにアクセスできます。

既定の割り当ての変更に対して電子メール通知がユーザーに送信されることはありません。

2-2.個々のユーザーへの製品割り当て方法

Flexを使用する個々のユーザーが使用できる製品を指定できます。ユーザー割り当て設定後に使用できる製品を変更することができます。制限をするユーザーを選択し、割り当てる製品とサービスを選択するか、割り当てを解除する製品とサービスを選択解除します。

ユーザーは、個別に割り当てられた場合に製品へのアクセス権があることを通知する電子メールを受信します。ただし、[インポート]を使用して割り当てた場合、電子メール通知は送信されません。

2-3.ユーザー割り当て時に製品を割り当てる方法

Flexを使用する個々のユーザーが使用できる製品を指定できます。ユーザーを割り当てする際に、使用できる製品を事前に設定することができます。割り当てる製品とサービスを選択するか、割り当てを解除する製品とサービスを選択解除します。

以上でFlex特有のセットアップは終了です。

以降は、「7.製品のダウンロードとインストール」「8.製品のアクティベーション」をご覧いただき、セットアップを完了してください。

【オートデスク サブスクリプション Zero to 100】起動までのセットアップ手順

3.Flexのトークン使用状況を確認する

Flexではトークンの使用状況をタブを切り替えることで、次の三つの観点から確認することができます。

  1. 概要:全体の使用トークン数と残トークン数、製品ごとのトークン数、日別のトークン数 など
  2. 製品別:製品ごとのトークン使用量・使用ユーザ数・ユーザ名・使用バージョン など
  3. ユーザー別:ユーザーごとの使用製品、月ごとの製品使用状況、製品別使用トークン数 など

概要

製品別

ユーザー別

備考.サブスクリプションとFlexの優先順位

ユーザーが製品のサブスクリプションとFlexアクセスの両方に割り当てられている場合、トークンは使用されません。例えば、AutoCADサブスクリプションを割り当てた場合、ユーザーはAutoCADのトークンを消費しません。同様に試用期間中のユーザーは、その製品のトークンを消費しません。試用期間が終了するとトークンの使用が開始されます。

重要

各ユーザー・各製品において24時間ごとにトークンが消費されます。昼夜アプリケーションを起動しっぱなしで無駄なトークンが消費されないように、使用していないときは製品を閉じておきましょう。