本記事では、おすすめのフリーソフト、フリーソフトのメリット・デメリットについて解説しました。
「作業をできるだけ効率化したい」「自分のスキルを証明したい」と考えている場合には、AutoCADの利用がおすすめです。大塚商会は「Autodesk プラチナ認定パートナー」に認定されています。Autodesk製品の購入を考えている場合には、豊富なノウハウを持つ大塚商会へご相談ください。
2024年 4月22日
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CADをこれから勉強したい人や個人でCADソフトを利用したいという人に向けて、おすすめのCADフリーソフトをまとめました。フリーソフトを利用するメリット・デメリットも併せて解説しますので、メリット・デメリットを正しく理解して自分に合ったフリーソフトを見つけてください。
まずは、2D CADのおすすめフリーソフトをご紹介します。
RootPro CADは、建築・土木・機械など、さまざまな分野の設計図を作成できる2次元汎用(はんよう)CADソフトです。Free版と製品版の2種類があり、Free版は無料で利用できます。
Free版では基本的な作図機能が搭載されています。動作環境はWindows 11 / 10 / 8.1 / 7です。
PDFファイルへの変換はできませんが、AutoCAD ファイル( (DXF / DWG)の読み込み、Jw_cad ファイル(JWW / JWC / JWK / JWS)の読み込み、SXF仕様(レベル2)のファイル(sfc / p21)の読み込みができます。
Jw_cadは、無料で利用できる2次元汎用CADソフトです。無料でありながら、商用利用も可能です。Jw_cadは直感的に操作することができるため、CAD初心者でもすぐに使いこなせるようになるでしょう。このCADソフトは日本語での利用もできます。
動作環境はWindows 11 / 10 / 8です。Mac OS用の「JW-CAD for Mac」も無料で配布されています。
3D CADにおすすめのフリーソフトをご紹介します。
SketchUp Freeは、無料で利用できる3Dモデリングソフトウェアです。建築設計やインテリアデザイン、製品デザインなど、さまざまな分野の3Dモデルを作成することができます。Webブラウザー上で動くため、アプリをインストールする必要がありません。
直感的な操作画面となっているため、CAD初心者でもすぐに使いこなせるようになるでしょう。作ったモデルは10GBのクラウドストレージへ保存されます。通信速度は10Mbps以上が推奨されているため、安定した通信環境を準備して利用してみてください。
Free CADは、無料で利用できる3Dモデリングソフトウェアです。機械設計や製品設計、建築設計などのさまざまな分野で3Dモデルを作成することができます。ソフトウェアはオープンソース化されているため、自分で機能を追加したり、改良したりすることもできます。
Free CADでは、それぞれの機能がワークベンチと呼ばれるグループに分かれています。
Free CADのワークベンチ
ファイルのインポート・エクスポート機能もあるため、まずは無料ソフトを試してみたいという人におすすめです。
CADでフリーソフトを利用するメリット・デメリットについて解説します。
CADのフリーソフトを利用する最大のメリットは、お金をかけずにCADを利用できることです。初期費用をかけずに利用可能なため、これからCADを勉強したいと考えている人におすすめです。
一方で、CADのフリーソフトを利用するデメリットもあります。無料のフリーソフトでは、有料のCADソフトよりも機能が少ないケースが多いです。また、ファイル形式の互換性がない場合もあります。
メリットとデメリットを理解して、フリーソフトを利用するか判断してみてください。
ここまでおすすめのフリーソフトと、フリーソフトのメリット・デメリットについて解説しました。
作業をできるだけ効率化したいと考えている場合にはAutoCADの利用がおすすめです。ここからは、AutoCADを利用するメリットを解説します。
AutoCADを利用するメリットは以下のとおりです。
AutoCADは、30日間無料で利用することができます。AutoCADの機能や使い勝手を確認することができるため、AutoCADを導入するか悩んでいるという人にもおすすめです。
AutoCADには、教育機関や学生向けに、無償で利用できるライセンスが用意されています。教育機関向けのライセンスでは、教育機関に在籍する教員であれば、AutoCADを無料で利用できます。学生向けのライセンスでは、学生が無料でAutoCADを利用できます。
ただし、利用するためには1年に1回認証が必要です。
AutoCADは、世界中で利用されているオートデスク社が開発するCADソフトウェアです。
AutoCADを習得することで、オートデスク認定資格である「オートデスク認定ユーザー」を取得することができます。「オートデスク認定ユーザー」を取得することで、自分のスキルを客観的に証明することができます。
AutoCADは、DXF形式でデータ抽出することができます。DXF形式は、さまざまなCADソフトウェアで利用される汎用的なデータ形式であり、AutoCAD以外のCADソフトウェアでも読み込むことができます。そのため、他のCADソフトウェアでデータを利用する必要がある場合でも、不便はないでしょう。
AutoCADは2Dを作図する感覚で3Dモデルを作成することができるため、初心者でも簡単に3Dモデルを作成することができます。
また、レンダリング画像やアニメーション動画も作成可能です。クラウドレンダリング機能を活用すれば、PCへの負担も抑えることができます。
AutoCADのマクロ機能はプログラミングの知識がなくても利用することができます。
作業パターンを登録しておけば、ボタンクリックだけで同じ操作を繰り返し実行することができます。反復作業の工数を削減したい人にもおすすめです。
本記事では、おすすめのフリーソフト、フリーソフトのメリット・デメリットについて解説しました。
「作業をできるだけ効率化したい」「自分のスキルを証明したい」と考えている場合には、AutoCADの利用がおすすめです。大塚商会は「Autodesk プラチナ認定パートナー」に認定されています。Autodesk製品の購入を考えている場合には、豊富なノウハウを持つ大塚商会へご相談ください。