Autodesk Moldflow Adviserで成形のノウハウを習得しよう

Autodesk Moldflow Adviserのヘルプ機能には、成形のノウハウが凝縮!

樹脂成形品に携わる方であれば、仕事内容は問わず、成形のノウハウは当然押さえておきたいですよね? そんな方にぴったりのツールがAutodesk Moldflow Adviser(以下、Moldflow Adviser)です。

射出成形のシミュレーションソフトは言わばバーチャル成形機。PC上で試作し、成形の善しあしを手軽に評価できます。ここまではほかのシミュレーションソフトも同じですが、Moldflow Adviserのアドバンテージはヘルプ機能にあります。分かりやすさを重視して開発されたヘルプ機能には、成形のノウハウが凝縮されています。どのようなヘルプ機能があるのかをご紹介します。

シミュレーション結果の意味や確認事項を網羅

シミュレーションソフトはさまざまな物理量を計算結果として表示しますが、「結果をどう捉えたらよいのか分からない」という声にお応えして、Moldflow Adviserでは「この結果は何を表しており、どうなると理想的か」が図解されています。成形の基礎知識だけでなく、成形不良における確認事項まで網羅しています。

結果アドバイザーで原因の特定がしやすい

問題が発生した場合、赤信号でお知らせしてくれるので、どこに何の原因があるのか理解しやすくなっています。

対処法も表示してくれる

さらに、ヘルプ情報をクリックすると、成形品の充填状況と品質を予測し、何が問題になったのか? この問題から予測されることは何か? どういった対処法があるか? とヘルプ機能が詳しく教えてくれます。

Moldflow Adviserはシミュレーションソフトでありながら、教育用途としても活用できます。生産は海外でなかなか現場を見る機会がないという方にもお薦めです。