CATIA PLM Express 基本構成

CATIA PLM Expressの基本構成でも十分なソリッドからサーフェス作成、アセンブリ、図面化などの基本機能を搭載しています。また、ナレッジの利用やデータ入出力を行えます。

CATIA PLM Express 基本構成に含まれるモジュール一覧

ソリッドモデリング(PD1)

複雑なソリッド形状に対応できる柔軟なブーリアンモデリングや処理能力の高いフィレット、ドラフトなどの機能が用意されています。また、設計テーブル、パワーコピーなどCATIAならではの機能が標準搭載されています。

アセンブリ(AS1)

部品の組み立てやアセンブリ環境での部品の作成や編集作業を行うモジュールです。組み上げた製品に対し干渉・接触・クリアランスチェック、重量算出、断面表示、部品表の作成などが可能です。

ドラフティング(GDR、ID1)

図面作成を行うモジュールです。3Dからの3面図や断面図、アイソメ図作成から、寸法や注記などの詳細な記述まで行えます。3Dから作成された図面は、元の3D形状に加えられた修正を、容易に反映できます。

ソリッド補完サーフェス(WS1)

ソリッドモデリングを補うためのサーフェス機能が用意されています。押し出し、回転などの標準的な機能から、サーフェスを修復や接合などの編集まで網羅されています。

ナレッジ&テンプレート(KE1、KT1)

CATIAで作成されたナレッジ(ルールデータベース)を利用するためのインターフェイスモジュールです。作成には別途KWEやKWAが必要です。

レンダリング(RT1)

3Dモデルに金属や塗装の光沢感やガラスの透明度など、リアリスティックな質感表現を与えるモジュールです。与えられた質感のままモデリングすることもできます。

LO1ビューアー(LO0)

LO0はLO1の機能限定版で、LO1で作成された情報を閲覧できます。

インターフェイス(IG1、ST1、CC1、V4I)

IGESデータやSTEPデータ、CATIA V4データの出入力する機能とCATIA-CADAMドラフティング for V5(CCD)で保存されたデータをCATIAの図面にインポートする機能です。

データ管理

CATIA PLM Expressの基本製品には、PDM、PLM、3Dエクスペリエンス・プラットフォームに拡張した際に対応可能なモジュールが含まれています。CATIA V5 とのシームレスな環境構築に活用いただけます。