バリ取り作業を自動化するなら、Mastercamの専用ツールパス

バリ取りを簡単にするMastercam 2019の新機能

「バリ取り作業を自動化したい」という声が多く聞かれる中、Mastercam 2019 Multi-axisに搭載されたバリ取り専用ツールパスが注目されています。対象箇所が多く形状が複雑であっても、短時間・簡単操作でバリ取り加工のNCデータを作成できる新機能です。

まずは、動画でバリ取り専用ツールパスを確認しよう

まずは、バリ取り専用ツールパス作成の様子を動画でご覧ください。

いかがでしょうか? 内径側にある裏バリ取りなど、従来のCAMでは作業が困難な箇所でも工具の干渉を避けたNCデータを簡単に作成できることをご確認いただけたと思います。

多様な工具・加工方法に対応

バリ取り専用ツールパスは、裏バリ取り(キャンディミル)・あり溝・Tスロットなどさまざまな工具をご利用いただけます。さらに、3軸・4軸・5軸加工などバリの発生形状、工作機械構成に合わせて柔軟にNCデータを出力できます。

従来、このような箇所のバリ取り用NCデータを作成する際は5軸CAMでも工具の当たり量や干渉を起こさないようなツールパス作成は難易度が高く、CAD操作を交えて時間もかかりましたし、作成できないCAMも多々ありました。

Mastercam 2019のバリ取り専用ツールパスは、バリ取りにかかる人的コスト・時間コストを大幅に削減する可能性を秘めています。ぜひ、ご利用いただきたい機能です。