主な内容
- OTRS 特徴
- 分析、および改善機能
- まとめ
ものづくりの課題「技術伝承」
自社の高い技術やノウハウを次世代に伝承することは、ものづくりに関わる企業における共通の課題です。実際には、思うように技術伝承が行われていないのではないでしょうか? そして、技術伝承がうまくいかないということは、それだけ作業が体系立てて整理されていないのではないでしょうか?
職人と呼ばれる方々が長い時間を費やし、試行錯誤の中で見いだした経験や知識が蓄積されず、その方の退職と共に会社から消えていきます。これは貴重な資産の消失です。そして、仕事を引き継ぐ者が技能習得のために試行錯誤を繰り返し、長い時間を費やさなければならないのは組織として明らかに無駄といえます。
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職人の技能を次世代に伝承するためには、カン・コツといった言葉に表せない「暗黙知」を伝達可能な「形式知」に変換する必要があります。
形式知の代表例として、ドキュメントやマニュアルが挙げられますが、文章と図から熟練者の動きを理解するのは難しいといえます。「必ず両手で作業すること。スイッチは両手とも人差し指の先で押し、 貫通させる際は工具を動かす…」と読んでも頭に入ってきません。
技術を確実に伝えるには、記憶定着率の高い動画の利用をお勧めします。アメリカ国立訓練研究所が発表している、学習定着率を表すラーニングピラミッドにおいて、資料や書籍を読む場合だと10%(パーセント)の定着率であるのに対し、視聴覚(ビデオや音声等による学習)は20%の定着率との結果が導き出されています。
そこで、動画を利用した技術伝承ソフトウェアがOTRSです。作業を動画撮影し、OTRSで各動作が必要か無駄か選別し、分析を行います。その情報を基に、マニュアル作成や新人教育、ノウハウの蓄積などに展開できます。
OTRSの活用法の一つに、熟練者と新人の作業動画を並べて比較する機能があります。動きの違いが一目瞭然で分かります。
OTRSに搭載されている分析機能を使えば、無駄な動きが赤色で示されるため、どの作業でロスしていたのかが明確に分かります。分析後の動作を字幕付きで出力すればノウハウを蓄積できるため、新たな作業者への技術伝達もスムーズに運びます。
動画から標準化した作業の手順、詳細を説明する文書資料を作成します。要素ごとに作業方法を示す動画やコメント、キャプチャー画像を表示したスライド資料を作成できるので、作業指示書や作業マニュアルとしてもご利用いただけます。そのほか、分析結果を基にした標準作業組合票も作成できます。
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