BIM 360 Designを始める前のキーポイント ~Design Collaborationモジュールの設定まで~

公開 2020年12月22日

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前回のお役立ち記事にて、RevitとBIM 360 Designを活用した協同作業についてご紹介しましたが、今回はもう少し詳しくBIM 360 Designのメイン機能である、Design Collaborationモジュールを使用するにあたって必要な設定をご紹介します。

Revitファイルの同時編集とは? ~BIM 360 Designで共同設計~

Autodesk BIM 360は、新しいプラットフォームに進化しました

建設業向けプロジェクト管理のクラウドサービスとして登場したBIM 360は、新しいプラットフォームAutodesk Construction Cloudとして新展開します。既にBIM 360をご利用中の方には注意が必要な事項もありますので、ぜひ次のリンクよりご一読ください。

BIM 360に関する変更点と新しいプラットフォーム

Design Collaborationのワークフロー

RevitとBIM 360 Designを活用して、意匠チーム、構造チーム、設備チームがBIMプロジェクトを進める場合を想定した場合の全体像の図を表します。

まず、それぞれのチームメンバーがRevitプロジェクトでビューなどを設定したセットを作成。

そのデータをDocument Managementにアップロードすると、Design Collaboration内にパッケージという、Revit モデルやビュー、およびシートセットを束ねたほかのチームと共有するためのコンテナのような物が作成されます。

このパッケージ内容を各チームが共有・リンクしながらチーム編集を進めていきます。

セットアップの手順

Design Collaborationモジュールを使用する前の設定は次の通りです。さまざま立場・役割を持つプロジェクトメンバーが参加しますので、権限の設定は重要です。

  • メンバーのライセンスの確認(必要があれば、管理者によるライセンスの割り当てを行う)
  • フォルダーの作成と権限の設定(Document Management)
  • 指摘事項の権限の設定(Project Admin)
  • Design Collaborationのチーム設定(Project Admin)

チームは、新規作成だけでなく、既存フォルダーをお選びいただけます。チームを作成したらメンバーの登録を忘れずに行いましょう。

Document Managementにて、SharedフォルダーとConsumedフォルダーが作成されているかは、Design Collaborationを開き、準備ができているか確認します。

フォルダーの作成と権限の設定(Document Management)

プロジェクトファイルの下に、意匠チーム、構造チーム、設備チームなど共同作業する各チーム用のフォルダーを作成します。このときに、権限の設定も忘れずに行いましょう。

指摘事項の権限の設定(Project Admin)

メンバーには表示および作成の権限を付与します。設定を行わないと指摘事項は作成できません。

Design Collaborationのチーム設定(Project Admin)

Project Adminにて意匠チーム、構造チーム、設備チーム、それぞれのチーム設定を行います。

チームを作成したら、メンバーを追加します。

チームを設定するとSharedとConsumedフォルダーが追加されます

  • Sharedフォルダー:共有用のフォルダーがプロジェクト全体に一つ追加される
  • Consumedフォルダー:各チームのフォルダー内に一つ作成される

Design Collaborationの画面を確認

各チームの情報とタイムラインがモニターで確認できるようになりました。

SharedフォルダーとConsumedフォルダーの役割

パッケージを共有するSharedフォルダーとConsumedフォルダーですが、それぞれの役割は異なります。相手に渡すBIMモデルのバージョンを管理する場合に違いが出てきます。

バージョンをコントロールしない共有

「検討中のモデルは見せたくない」という理由から、バージョンコントロールを不可にして共有する場合は、Sharedフォルダーを介さずに相手に直接渡す流れになります。

バージョンをコントロールする共有

相手に共有するモデルのバージョンを指定して渡す場合は、Sharedフォルダーにファイルを格納します。

これで準備は整いました。

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