Autodesk Docs アクティベーションの手順

2021年 9月14日

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Autodesk Docs(Docs)はクラウドのサービスになるので、RevitやCivil 3Dのような、いわゆる通常のライセンスソフトとは異なります。PCにダウンロード・インストールをした後で利用を開始するソフトではないからです。

Docsにはクラウド上で動くアプリが既に仕込まれているので、ブラウザーにアクセスすればすぐに使えるというわけです。ただし、始めにまずお客様ご自身でやっていただく作業があります。それは「アクティベーション」です。

オートデスクの建設クラウド「Autodesk Docs」とは

Docsを使う前にアクティベーションをしよう

契約したAutodesk Docsを活用する準備としてアクティベーションが必要です。「テナントサイト」とよばれるクラウド上の自分の場所を登録して作成しなければなりません。

新規契約の場合と既にお持ちの場合とに分けて、アクティベーションの手順を解説します。

新規契約の場合

DocsあるいはAEC Collectionを新規に契約された場合、プライマリー管理者もしくはセカンダリー管理者がオートデスクアカウントへサインインしてください。そうすると「Docs」が見えているかと思います。「今すぐアクセス」をクリックします。

アクティベーションへ進みます。「アクティベーションされていません」と出ているはずですので、「アクティベーション」をクリックします。

「新しいアカウントを作成」を選び、ご希望のアカウント名を入力します。ブレイクダウンからデータセンターを選び(米国とヨーロッパの選択ができますが米国を選択)、「今すぐアクティベーション」をクリック。

ここで設定するアカウント名が、貴社のテナントサイト名、つまりクラウドサーバーの名前になります。会社名など分かりやすい名称にしておくことをお薦めします(テナントサイト名は後から変更することも可能)。

アクティベーション参照サイト(Autodesk)

なかなうまくいかないときは「サポートに問い合わせてください」をクリックしてみましょう。

英語のサポートページに飛びますので「はい、日本語のサイトに移動します」をクリック。

日本語サポートページで、購入後のサポート→ユーザー管理とライセンス管理→ユーザーの管理に進み、サインインをして表示される利用可能な問い合わせ方法を選択します。

このときにライブチャットで「担当者が待機中です」になった場合は、迷わずチャットの選択をお勧めします。

なお、お問い合わせ時には次の情報をご用意いただくとスムーズです。

  • オートデスク契約番号
  • 管理者のEメールアドレス

以上がアクティベーションの手順です。

お一人で使用される場合は、クラウド上にご自身のデータを置く場所となります。インターネットが使える環境であればどこからでも使えますので、自宅あるいは出張先から利用できるので便利です。

会社単位で一つのテナントサイトで運用、また既存に購入している「Autodesk Docs」や「BIM Collaborate Pro」にライセンスを追加で利用したいという場合は、管理者から招待を受けてご自身のライセンスで入っていくか、管理者が一括で管理するという方法もあります。

管理者が一括で管理する場合は運用面も考慮しなければなりません。運用に関してはオートデスクに相談するか、大塚商会までご相談ください。

オートデスクライセンス登録・管理 代行サービスを開始

お持ちの製品にDocsを追加する場合

お持ちのAutodesk Construction CloudにDocsやBIM Collaborate Proを追加したい場合、既存サイトへの追加があります。BIM Collaborate Proでサイトセットアップ手順を解説します。

まず、プライマリー管理者もしくはセカンダリー管理者がオートデスクアカウントへサインインし、該当BIM製品の「今すぐアクセス」をクリックします。

該当BIM製品が含まれるチームを選んで「アクティベーション」をクリック。

もし、うまくいかない場合は新規契約の場合と同じくサポートに問い合わせてみましょう。次の情報があるとスムーズに解決します。

  • 新規契約の契約番号
  • 既存サイトのアドミンのEメール
  • テナントサイト名
  • テナントサイトURL

体験版を引き継がせる場合

体験版をご利用になっている方もいらっしゃると思いますが、体験版からデータを引き継ぎたい場合の方法をご紹介します。

体験版から移行するものがない場合は「新規サイト」から始めてください。

まず、プライマリー管理者もしくはセカンダリー管理者がオートデスクアカウントへサインインし、該当BIM製品の「今すぐアクセス」をクリックします。該当BIM製品の「今すぐアクセス」をクリックします。

「既存の体験版をサブスクリプションに変換」を選択し、「お問い合わせください」をクリック。

英語のサポートページに飛びますので「はい、日本語のサイトに移動します」をクリック。日本語サポートページで、購入後のサポート→ユーザー管理とライセンス管理→ユーザーの管理に進み、サインインをして表示される利用可能な問い合わせ方法を選択します。

お問い合わせをされる際は、次の情報をご用意ください。

  • 新規契約の契約番号
  • 既存サイトのアドミンのEメール
  • テナントサイト名
  • テナントサイトURL
  • * 本ページで使用しているスクリーンショットは2021年7月20日時点のもの。

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