BIMのメリットとは?

BIMの活用が広がっていますが、まだ様子を見ている段階の企業も少なくありません。BIMを導入すると、一体どのようなメリットが生まれるのでしょうか? 反対にデメリットはあるのでしょうか? データを交えてBIM導入のメリットについて解説します。

BIMのメリット

BIMという設計手法が世に出る以前より、3次元による設計は建築業界で既に取り入れられてきました。ただし、この従来の3次元設計はあくまでも線の集まりでした。パースもあくまで絵そのものでした。よって、実際は2次元で各種図面を作成するのとあまり変わらず、修正が生じた場合は非常に手間がかかるものでした。

BIMを導入すると、初期段階から3次元でBIMモデルを作成します。このBIMモデルを活用することで、次の三つのメリットを得られます。

  1. 作成されたBIMモデルは属性を持っているため、各種図面(平面図や立面図など)を切り出せる。
  2. BIMモデルから作成した各種図面はお互い連動するため、整合性を保てる。
  3. 設計内容が視覚的に分かりやすくなり、早期の合意形成につながる。

BIMを導入済みの企業へのアンケート結果によると、およそ40%の企業が「手戻りの減少」や「図面などの設計図書のミスの減少」に効果があったと回答しています。

BIMのデメリット

一方、BIMのデメリットは本当にないのでしょうか?

残念ながらデメリットも考えられます。一例として、人材的な導入体制が整っていない点が挙げられます。

2016年5月末に日刊建設通信新聞社により、建築設計事務所21社、ゼネコン29社、設備工事会社11社の計61社を対象に、BIMの導入・活用状況を調査した興味深い結果が報告されています。報告結果では、8割超の企業で既にBIMの実績を積み、6割強の企業でBIM推進の組織を置いていることが分かります。

しかし、設計担当者の人員が多くない企業では、組織の設置を検討しようとしても社内にBIMに精通した人材がおらず、同時に新たな技術者の確保も難しいのが現状のようです。

詳しくは、次のページの「BIMの普及率」を合わせてご確認ください。

BIMと3D CADとの違い

BIMメリット・デメリットのまとめ

まだ本格的にBIMは普及しているとはいえません。しかし、確実に「BIMの環境は急速に進んでいる」といえます。よって、各企業が置かれる環境の変化も急速に進んでいくと考えられます。この流れに後れをとらないよう、最新情報の収集を常に行い、早めの行動を意識する必要があります。

大塚商会では、BIMを詳しく解説した資料(無料)をご用意しています。ぜひダウンロードいただき、情報収集にご活用ください。

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