Autodesk製品を用いたテレワークの導入
2020年 4月24日
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現在、導入・検討の進む「在宅勤務(テレワーク)」への対応ですが、Autodesk製品であれば既存のライセンスを生かしたままテレワーク環境を準備できます。ここではAutodesk製品でのテレワーク環境構築について何を準備すればよいかをご紹介します。
ライセンスの準備
Autodesk製品にはいくつかのライセンス形態をご用意しているため、お客様のテレワーク環境に適した形態をお選びいただけます。
1.サブスクリプション(シングルユーザーライセンスの場合)
現在提供されている一般的なライセンス形態です。既にこのライセンスをご利用であれば、ライセンスに対しての特別な準備は必要ありせん。
シングルユーザーライセンス権を持つユーザーは社内のPCだけでなく、自宅設置のPCにも同様の製品をインストール・使用いただけます(同時稼働不可)。
サブスクリプション購入の前に押さえておきたい「ライセンス形態」
2.永久ライセンス(スタンドアロン版)に保守プランを継続加入中の場合
永久ライセンスがご提供されている頃から継続してライセンスを所有しており、かつ、保守プランへも継続加入されている場合であれば、シングルユーザーライセンス同様に、特別な申請をせずにホームユースが可能です。
シリアル番号またはアカウント情報を使用して自宅のコンピューター上でソフトウェアのアクティベーションを行えます。オフィスか自宅かにかかわらず、一度にアクティブにできるソフトウェアのインスタンスは一つのみです。
3.マルチユーザーライセンスの場合
サブスクリプションのマルチユーザーライセンス、または永久ライセンスのネットワーク版で保守プランを継続契約されている場合でもホームユースは可能です。
ただし、この場合はアカウントの管理者からライセンスの申請を行うかライセンス管理サーバーからライセンスの借用をする必要があります。
操作方法については下記Autodeskナレッジサイトをご参照ください。
サブスクリプションライセンスの詳しい説明を以下のページにまとめています。
- * 新規のマルチユーザーライセンスの提供は2020年8月6日をもって終了します。
ハードウェアの準備
AutodeskをはじめとしたCADソフトは総じて要求仕様が高く、一般的なPCで快適な動作は困難です。大塚商会はCAD用の要求仕様を満たすモバイルワークステーションをオリジナルモデルとして在庫化し、ご提供しています。
回線環境の準備
社内外を問わずCADを用いた業務にデータの授受はつきものです。自宅からでもインターネット環境さえあれば社内LANへ接続できる仕組みを利用することで、場所に捕らわれずインターネット環境さえあれば社内と同じ環境で仕事ができます。
クラウド型のストレージでのデータ共有という方法もあります。Autodeskでは建設業向けにBIM 360というクラウドワークスペースもご提供しています。