4Dシミュレーション（フォーディーシミュレーション）とは、3次元データに時間軸を持たせたシミュレーションのこと。例えば、BIMモデルと工程データをリンクさせ、建物ができあがる様子を表現できます。
4Dシミュレーションを導入するメリットは、3次元モデルにプロジェクトの管理情報（時間、人、資材コスト）を付加してシミュレーションすることで、施工手順やスケジュールを事前にかつスムーズに検討できる点です。
4Dシミュレーション
4Dシミュレーションとは何ですか？ 使うメリットとは……
4Dシミュレーション画面
複雑な施工手順や納まりを4D（3D＋時間軸）シミュレーションで確認
プロジェクトレビューソフトウェアである「Autodesk Navisworks（以下、Navisworks）」を利用すると、干渉や確認だけでなく、施工におけるプロジェクト管理と合わせることで、時間軸に沿った建築施工の4Dシミュレーションを行えます。より具体的な可視化と共に完成した建築物に対し、ウォークスルーによる検証が可能です。
BIMモデルで大塚商会本社ビル施工工程を作成した動画をご覧ください。
BIMモデルを利用したNavisworksのトレーニング
Navisworksスクール（研修・講習）では、BIM・CIMモデルを合成して干渉チェックや4Dシミュレーションなどプロジェクトのレビューに必要な基本操作を学ぶ「Navisworks 基礎」コースを定期開催しています。
お一人様からお申し込み可能なオープンコースのほか、企業様向けにカスタマイズした研修も行っています。受講後の具体的な到達目標として、「Autodesk Navisworks Manageの基本操作を理解する」「BIM / CIMモデルを合成して、干渉チェック・4Dシミュレーションの基本操作を習得する」を掲げています。
| コース | Navisworks 基礎 |
|---|---|
| 日数 | 1日 |
| 概要 | Autodesk Navisworks Manageを使用して、基本操作に必要な一連の流れを習得します |
| 学習内容 |
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