国立台湾大学の研究者らが高精度セラミック3Dプリントソリューションを開発
2026年 2月 6日
国立台湾大学 2026年2月2日
国立台湾大学(NTU)の研究者が、収縮率が極めて低く、密度がほぼ完全なセラミック部品を製造するプロセスを開発した。精密セラミック製造では、高温処理によりセラミックスの過剰な焼結収縮と密度不足が発生し、ポリマーバインダーが除去されて寸法精度が低下することで最終製品の変形や欠陥につながるという課題を抱えていた。今回の開発はこの問題を解決するもので、研究チームは高精度用途に使用する方法を見つけるために流動性に優れた超高固体負荷懸濁液を試験したところ、6.5%以下の収縮率とほぼ100%の相対密度を達成した。また、樹脂成分の適切な選択と粒子属性の制御によって流動挙動を調整することで、粘度とせん断応答性を維持しながら記録的な高固形分率を実現している。この研究は、次世代の高精度用途への道を開くものであるという。