国立台湾大学の研究者らがLCD方式樹脂3Dプリントの精度を向上させる超薄型光学フィルムを開発
2026年 4月28日
国立台湾大学 2026年4月26日
国立台湾科技大学の研究者らが、LCD方式樹脂3Dプリンターの光制御に関する問題を解決する超薄型の両面光学フィルムを開発した。この研究は、フィルムの両面にマイクロレンチキュラーアレイと台形マイクロ構造を配置することで機能する両面構造コリメーションフィルム(DSSCF)に焦点を当てたもので、これらの微小な要素により、プリンターのLCDバックライトモジュールを通過する光線が広角に散乱せず、狭く平行な経路をたどるようになる。低コストのLCD方式プリンターでは、バックライトからの光の分布不良や不十分な照射方向により完成品の表面粗さや寸法誤差が発生していた。この研究の光学フィルムは、高角度の散乱光を取り込む台形マイクロ構造を組み込むことでこの課題に対処し、プリント面の光の不均一さを低減する。この技術は、エンジニアリング用プロトタイプや歯科修復など、高い寸法精度と表面品質が求められる用途に活用できるという。