スウェーデンの共同プロジェクト「TRUSTAM」が連合学習で積層造形の品質管理を高度化
2026年 5月21日
Vinnova 2026年5月19日
スウェーデンのイノベーション機関Vinnovaは、積層造形(AM)の品質管理に連合学習を導入する共同プロジェクト「TRUSTAM」を支援している。これはInterspectral社、Saab社、AMEXCI社などが参画し、拠点間で原データを共有せずにAIモデルのみを更新・共有することで、機密性や知的財産を維持したまま品質改善を図る仕組みである。同プロジェクトでは、各装置や環境条件に最適化されたローカルAIモデルを構築し、監視・解析・意思決定を統合した運用体系を実現する。既存の「AM Explorer」プラットフォームを活用しつつ、複数拠点での協調的な品質保証やリアルタイム分析の高度化を目指す。航空宇宙や防衛など高い信頼性が求められる分野での実証を通じ、データ主権とAI活用の両立という課題に対応し、分散型生産環境におけるAI活用の基盤整備を進める。プロジェクトは2028年初頭まで継続される予定である。