CNC Software社がCAD/CAMソフトウェア「Mastercam 2026.R2」をリリース

2026年 2月16日

CNC Software社 2026年2月9日

CNC Software社は2026年2月9日、同社製CAD/CAMソフトウェアの最新アップデートとなる「Mastercam 2026.R2」のリリースを発表した。同社はMastercamのアップデートを年次から半年ごとへと変更しており、これは新機能をより頻繁に提供することを目的としたものだと述べている。

Mastercam 2026.R2の主な機能

GPUシミュレーション

GPUアクセラレーテッドシミュレーションが検証と衝突チェックのために追加された。社内テストでは、CPUシミュレーションで90分近くかかっていた検証処理が、GPUアクセラレーテッドでは22分強で完了している。

Mastercam Copilot

CAMプログラミング作業向けのAIアシスタント「Copilot」がMastercamに導入された。ユーザーは音声またはテキストコマンドを用いて複数の加工工程における送り速度や主軸回転数を調整でき、確認プロンプトが表示される。このツールは約200種類のツールパスに対応しており、口頭での説明に基づく機械グループの作成が可能となっている。CopilotはmyMastercamの動画ライブラリを検索し、関連トレーニングにリンクしたタイムスタンプで結果を返すこともできる。

多軸加工のアップデート

今回のリリースでは、ブルノーズエンドミルによる自動傾斜加工、4軸スワーフ加工の更新、クリアランス平面計算、レベルベースの順序付けが追加された。これらの変更はプログラミング作業の削減とツールパスの効率化を目的としたものだとMastercamは説明している。

プロービングのサポート

複数のCNC制御装置向けにBlum Digilogレーザーツールセッターのサポートが追加され、これによってソフトウェア内からツール設定マクロを出力できるようになった。この統合はFanuc、Siemens、オークマ、Heidenhain、マザック、マキノの制御装置をサポートし、セットアップ時の手動編集を削減することを目的としている。

提供状況

Mastercam 2026.R2は現在提供中で、有効なMastercam CONNECT保守・サポートプランを利用している全顧客に無料アップデートとして提供されている。

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