VariCAD社がCADソフトウェア「VariCAD 2026-2.0」をリリース
2026年 2月25日
VariCAD社 2026年2月19日
VariCAD社は2026年2月18日、同社製CADソフトウェアの最新版となる「VariCAD 2026-2.0」のWindows版とLinux版をリリースした。
この最新版では、3Dソリッドの変換やコピー、基本エレメント(ボックスや円柱など)の作成、穴あけなどの事前定義された操作に追加機能が搭載されている。また、STLから読み込んだ3Dオブジェクトの操作性が向上したほか、ソリッド結合の追加オプションが実装された。2Dでは、作図線の新たな作成方法が追加されたほか、2Dブロック属性の編集に新たなオプションが追加され、DWG/DXFからの2D寸法読み込みが向上している。
主な機能
3Dソリッドの変換
ソリッドの回転に、角度の定義が追加オプションとして追加され、円周上の全コピー数を定義できるようになった。また、回転軸の変更も容易に行えるようになり、さらに回転と平行移動を同時に行うことも可能となった。この機能により、オブジェクトを螺旋に沿ってコピーできるようになった。3D平行移動では、ベクトル長を各コピー間の距離とするか、最初と最後のコピー間の距離とするかを選択できるようになった。
基本ソリッドと事前定義操作の3D作成
寸法表からボックス、円柱、円錐などの基本ソリッド要素を作成する際、3D空間での寸法修正に直接移行するオプションを選択できるようになった。また、新規ソリッドの位置決め中に3D寸法の追加修正を行って、位置決めに戻れるようになっており、これは基本ソリッドだけでなく、穴あけなどのツールの位置決めにも適用される。さらに、これらの事前定義されたブール演算では、最初の寸法設定時に外側工具の突出量の入力が不要になっている。
STLから読み込んだ3Dソリッド
STLや平面三角面のみで記述されたSTEPから読み込んだソリッドは用途が限定されるが、新バージョンでは体積や表面積の計算が高速化された。パッチは全て平面かつ曲線は全てプレーンな線であるため、こうしたオブジェクトには真の円は含まれないが、穴の円形端面や外筒など、円は極めて一般的である。新バージョンでは、円の中心、直径、または円軸を3点で定義できるようになった。STLオブジェクトの場合、3点は全て面接続の端点、つまり実円を代替する多角形の頂点に位置する必要がある。
ソリッドの単一オブジェクトへの結合
VariCADでは、交差の計算なしにソリッドを結合できるが、新バージョンでは、複数のオブジェクトを一度に一つに結合できるようになった。これらのオブジェクトは、クリックや矩形選択などの方法で選択可能となっている。
2Dの新機能
2Dについては、一つまたは複数のオブジェクトの周囲に作図線を作成できるようになった。線はXYの最小/最大値の位置に、正確または任意のオフセットで配置される。これにより周囲を囲む矩形が作成可能となる。また、追加機能として、2Dブロック属性の作成・編集機能が実装された。新バージョンでは、DWG/DXFからの2D図面読み込みにおいて正確に定義された複合寸法テキストを生成する。これは主に上下許容差を含む様々な拡張要素や類似テキスト部分を持つテキストを指す。この機能は、AutoCADだけでなく多様なソースからの2D寸法に対応している。
VariCAD 2D/3Dの単位変更
新バージョンでは単位変更機能が強化されている。