3DEXPERIENCE Works Manufacturing ＆ Production

主要なロボットメーカー28社、2,000機種以上の3Dモデルライブラリーを標準搭載しており、関節など定義済みのロボットモデルを配置し、シミュレーションを開始できます。

28社中16社のロボットについては、ロボットプログラムのインポート／エクスポートに対応しています（2025年時点）。RBS-OCで開発・検証されたプログラムは、対応する実機へ展開することもできます。

ループ処理や待機処理を含む周辺設備の機構的な動作やロジックを定義することで、ロボットとの連携動作を含めたシステム全体の検証が可能です。

複数機種のロボット、複数台のロボット、および周辺設備を含む複雑な生産システム全体を同時シミュレーション・検証できます。

既存の工場レイアウト図面（2D）を背景として参照しながら、対応する設備の3Dモデルを直感的に配置できます。標準的な工場設備の3Dモデルライブラリーを搭載しているので、既存の3Dモデルがない場合でも容易にレイアウトを構築できます。

ライブラリー内の3Dモデルは、数値パラメーターを入力することで形状や寸法を調整でき、実際の設備に合わせたカスタマイズが可能です。また、工場全体の点群データをインポートし、既存設備との干渉チェックを行いながら、新たな設備の配置計画を検討できます。

各設備や作業員の稼働率、生産量、仕掛在庫などを時系列にシミュレーションし、生産性を数的・統計的に分析します。

AGV（無人搬送車）の搬送ルートやスケジュールをシミュレーション上で変更し、生産設備の稼働率への影響を評価できます。また、部品供給のタイミングが生産ラインの効率に与える影響も検証できます。