Siemens社がCFD連成解析ソリューション「STAR-CCM+ 2020.1」を発表
2020年 2月27日
Siemens社 2020年2月25日
Siemens社は2020年2月25日、同社製CFD連成解析ソリューションの最新版となる「STAR-CCM+ 2020.1」を発表した。STAR-CCM+ 2020.1では、業界初のモデル駆動型AMR(アダプティブメッシュ改善)機能が導入されている。同機能により、必要に応じて動的にメッシュを調整し、精度を維持しながら計算時間を低減することができる。また、STAR-CCM+ 2020.1では、次世代型多面体メッシュ生成エンジンが新たに搭載されている。同エンジンは並列処理性能に重点を置いてゼロから再設計されており、逐次実行した場合と比較して最大で30倍高速にメッシュモデルを構築できるとしている。加えて、連成ソルバーの使い勝手や堅牢性を大幅に改善する自動制御機能や、遠隔地にいる複数のユーザーがリアルタイムで同一の没入的環境へ参加できるCollaborative VR機能が導入されている。