Sartomer社とSirrus社が高速硬化型3Dプリント用樹脂を共同開発

2020年 3月24日

Sartomer社 2020年3月10日

光硬化型樹脂材料を専門とするArkema社傘下のSartomer社は2020年3月10日、化学メーカーのSirrus社と共同で新たな高速硬化型3Dプリント用樹脂を開発していることを明らかにした。両社は協力関係を通じて優れた性能を持つメタクリレート樹脂を開発することを目標としており、メチレンマロネートのモノマーおよびオリゴマーに関するSirrus社のノウハウを活用するとしている。共同開発中の新たな3Dプリント用樹脂は、メチレンマロネートとメタクリルレートを共重合して製造される材料で、市場に現在存在するほかの樹脂よりも短時間で硬化することができる。このため、より高速な3Dプリントが実現するとしている。

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