Siemens社がヘルスケア用に「Additive Manufacturing Network」(積層造形ネットワーク)を提供

2020年 3月31日

Siemens社 2020年3月27日

Siemens社は2020年3月27日、COVID-19による世界的な医療危機に対応するため、同社のオンラインコラボレーションプラットフォームである「Additive Manufacturing (AM) Network」(積層造形ネットワーク)および同プラットフォームで利用可能な3Dプリンターを、医療用機器開発と製造の迅速化のために利用可能とすると発表した。発表によれば、2020年3月27日より、医師や病院、およびその他の医療機器を必要とする機関、並びに医療用として認定されたプリント能力を持つサービスプロバイダーや設計者であれば、Siemens AM Networkへ無償でアクセスすることが可能となるとしている。AM Networkの公開について、Siemens社取締役兼Siemens Digital Industries社CEOのKlaus Helmrich氏は、「Siemensは、COVID-19との戦いを支援するためにAM Networkを開放します。これにより、病院やその他の医療機関が補充用部品の設計やプリントを必要とする場合に、要求を効率的に管理できるようになるでしょう」と述べている。

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