Nexa3D社とHenkel社が医療用グレードポリプロピレン類似3Dプリント材料を発表
2020年 7月31日
Nexa3D社 2020年7月21日
Nexa3D社とHenkel社は2020年7月21日、生体適合性医療用ウェアラブルデバイスの積層造形用として最適な医療グレードポリプロピレン類似材料となる「xMed412」を共同で発表した。xMed412は、Henkel社のLoctite MED412材料をベースとし、伸び率や衝撃強さ、および圧縮強度が非常に優れているとしている。同材料は、MED412と同等の試験や認証に対応し、鼻咽頭スワブの製造についても、ISO10993およびFDAクラス1免除分類に準拠するとしている。発表によれば、Nexa3D社は同材料を用いて1日あたり5,400本ものスワブを生産しているとしている。