DSM社がガラス繊維強化ポリプロピレン材料「Arnilene AM6001 GF(G)」を発表

2020年 8月21日

DSM社 2020年8月13日

DSM社は2020年8月13日、FGF(熱融解粒体製造)式3Dプリンター向けのガラス繊維強化ポリプロピレン材料となる「Arnilene AM6001 GF(G)」を発表した。Arnilene AM6001 GF(G)は、自動車産業やその他製造業およびインフラストラクチャー関連産業向けを対象とする材料で、同社のArnite AM8527(G)製品に引き続き、JuggerBot 3D社とCEAD社、およびRoyal HaskoningDHV社との協力の下開発された。FGF式は、フィラメントではなく粒状の樹脂を融解してノズルから出力することで造形し、より大規模な用途に適した3Dプリント手法。Arnilene AM6001 GFは、自動車産業やインフラストラクチャー関連産業における軽量な構造用部品や型を製造するために利用することができる。また、同材料は優れた機械的特性や耐熱・耐薬品性を備えつつ、持続可能性が高いことも特徴としている。

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