Royal DSM社がポリプロピレン系3Dプリント用粉末材料「Arnilene AM6002」を発表
2020年 9月 9日
Royal DSM社 2020年9月4日
Royal DSM社は2020年9月4日、ポリプロピレン系3Dプリント用粉末材料「Arnilene AM6002」を新たに発表した。Arnilene AM6002は、PBF(粉末床溶融)法での利用に適した粉末材料で、欧州食品接触材規則に対応するとしている。同材料は、安定した機械特性と化学特性、および熱特性を備えると共に、複雑な形状の造形が可能であることを特徴としている。加えて、Arnilene AM6002は、自動的な後処理や染色が可能であることに加えて、90%を再利用して廃棄物を削減できるため、より持続可能性の高いソリューションであるとしている。Arnilene AM6002は、欧州食品接触材規則に対応することから、食品や飲料、および栄養産業での使用に適するとし、コンベアベルトガイドやスプロケットなどの部品を造形するために利用できるとしている。