SHINING 3D社が携帯型3Dスキャナー「EinScan H」および「EinScan HX」を発表
2020年 9月18日
SHINING 3D社 2020年9月17日
SHINING 3D社は2020年9月17日、新たな携帯型カラー3Dスキャナー「EinScan H」および「EinScan HX」を発表した。EinScan HおよびEinScan HXは、いずれもハイブリッド光源を使用する携帯型3Dスキャナーで、同社の実績あるEinScan LEDテクノロジーに加えて、2次光源を搭載することで、3Dスキャンが困難なさまざまな用途でも利用できるようになるとしている。EinScan Hは、2次光源として不可視の赤外線を採用している。このため、髪のように細いオブジェクトや暗い対象物であっても容易に3Dデータとして取得することができるとしている。一方、EinScan HXでは青色レーザーとLEDを組み合わせることにより、さまざまな材料や環境光に対する対応能力が大幅に強化されており、要求の厳しい工業用途での使用に対応することができるとしている。同機の高速スキャンモードでは、オブジェクトデータを取得するために青色LED構造光を使用することで、参照点なしで迅速に3Dデータを生成することができる。レーザースキャンモードでは、複数の青色レーザー光により、光沢のある金属表面を迅速にスキャンし、リバースアセンブリ用の高品質な3Dデータを取得できるとしている。