Kubotek3D社がCADビューアー「K-Display 3.0」およびCADデータ比較ソフトウェア「K-Compare 3.0」をリリース

2020年 9月25日

Kubotek3D社 2020年9月23日

Kubotek3D社は2020年9月23日、同社製CADビューアーの最新版となる「K-Display 3.0」、およびCADデータ比較ソフトウェアの最新版となる「K-Compare 3.0」をリリースした。メジャーリリースとなる3.0では、STEPファイル読み込み機能が強化されており、MBD(モデルベース定義)を実践するためのAP 242形式PMIの完全読み込みに対応している。加えて、圧縮ASCII STEPファイル(.stpZ)形式の読み込みにも対応している。また、Siemens NX 1919/1915/1911や、CATIA V6/3DEXPERIENCE R2020x、およびPTC Creo 7.0などの新しいバージョンのCADファイル形式の読み込みに対応している。K-Compare 3.0では、アセンブリ全体または部品群同士の3Dグラフィックを並べて表示し、比較できるようになっている。この表示画面内で、差異結果ツリーを迅速に確認し、関係する部品をハイライト表示することができる。K-Display 3.0では、部品形状に基づいて部品の詳細を評価するための基本的なフィーチャー認識機能が導入されている。これにより、ファイル読み込み時に面ジオメトリやトポロジーをスキャンし、機械加工対象となる穴や径が一定であるフィレット、通常の面取りなどのフィーチャーのリストを生成することができるようになっている。

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