Xometry社がカスタム組立用治具製造でBMW社へ協力
2020年10月12日
Xometry社 2020年10月7日
Xometry社は2020年10月7日、BMW社が短期ロットおよびワンオフでのカスタム自動車用治具の製造のためにXometry社の3Dプリントサービスを活用していることを明らかにした。BMW社は、自動車の内外装部品やバッジ、あるいはエンブレムなどの部品の位置合わせのための専用治具を製造するために、3Dプリント手法とウレタン成形を組み合わせている。従来手法では複数のサードパーティ企業の協力を必要とし、コンポーネントの調整と調達のために何十時間もの時間を要していた。Xometry社は、積層造形技術によって、内外装部品をつかみ、組み付けられように車両の曲率に合わせた形状の治具を実現している。また、金属ではなく樹脂を用いることで、治具の軽量化も実現したとしている。