Optomec社が医療機器製造用に3D電子機器プリンターを出荷

2020年11月 9日

Optomec社 2020年10月28日

Optomec社は 2020年10月28日、ある米国大手ヘルスケアメーカー向けに新型3D電子機器プリンターを出荷した。同プリンターは検診機器の生産に利用されるとしている。エアロゾルジェットを使用して立体的多層回路を構造材に直接3Dプリント可能であることが同プリンターの特長であり、最初の用途は手作業によるフレキシブル基盤組立作業の置き換えであるとされる。同社の医療機器市場向け3D電子機器プリントソリューションの需要は急速に拡大しており、本契約はその一例である。同プリンターは伝導体や絶縁体、粘着物質、生体材料を10umまでの精度で3次元的に積層でき、幅広い医療機器分野での利用に適しているとされる。250×250×300mm範囲の4軸駆動を備え、比較的大型の医療機器の製造や、小型機器の大量生産にも対応可能であるとしている。

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