Infinite Materials Solutions社が水溶性3Dプリント用サポート材料「AquaSys 180」を発表

2020年11月10日

Infinite Materials Solutions社 2020年11月4日

Infinite Materials Solutions社は2020年11月4日、高温度熱可塑性樹脂とともに使用可能な水溶性3Dプリント用サポート材料「AquaSys 180」の開発を発表した。同材料は、ほかの水溶性材料では耐えられないほどの高温においても高い安定性を発揮することを特長としている。ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)やポリエーテルケトンケトン(PEKK)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリフェニルスルホン(PPSU)といった樹脂での造形時のサポート材としての使用に適するとしている。AquaSys 180があれば熱可塑性樹脂を用いた熱溶解積層法(FDM)での造形において、手作業や有害な溶液を使用せずとも加熱水道水さえあればサポート材をほぼ完全に除去可能であるとされる。FDMでの部品製造における下流工程のコストや時間の削減に貢献可能であり、航空宇宙や自動車産業などに適しているとしている。

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