Optomec社が金属3Dプリンター2機種「CS250」「HC-TBR 3D」を発表

2020年11月12日

Optomec社 2020年11月10日

Optomec社は2020年11月10日、新しい金属3Dプリンター2機種「CS250」「HC-TBR 3D」を発表した。同社がパイオニアとして展開してきた「LENS」ブランドにて培われた、指向性エネルギー堆積(DED)式をいずれも採用している。両機種とも250×250×250mmまでの造形に対応し、小型部品の製造や補修に適しているとされる。3軸および5軸のバージョンが用意され、5軸については同時5軸制御が可能となっている。レーザースポットサイズと出力を自動的に変更可能な次世代プリントヘッドを備え、材料をより高速で広範囲に、あるいはより狭い造形領域に供給することが可能で、また低温に抑えることで細やかな表面仕上げを得ることも可能であるとしている。CS250はコンパクトなサイズと価格が特長であり、研究機関に適しているとしている。HC-TBRはハイパフォーマンスに加えて部品の自動排出モジュールを備えており、大量生産に適しているとされる。

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