GRAITEC社が構造解析ソフトウェア「Advance Design 2021.1」をリリース

2020年11月12日

GRAITEC社 2020年11月10日

GRAITEC社は2020年11月10日、同社製構造解析ソフトウェアの最新版である「Advance Design 2021.1」をリリースした。本バージョンではモデリング・ワークフロー関連のアップデートとして、ロードコンビネーション定義をExcelからインポート・エクスポートするコマンドが追加されている。また塑性ヒンジのステータスレポートテーブルによるpushover解析結果表示にて、モデルの現在選択されている要素のみにフィルタリングすることが可能になっている。Steel Designでは個別強度確認表示のルールの統一など鋼材エレメントの解析結果表示の視認性の向上や、スーパーエレメントとして定義された鋼柱の欠陥自動生成への使用などの機能強化が行われている。スーパーエレメントが鉄筋コンクリート設計でのコンクリート線形エレメントに対して適用されるようになったことで、異なる高さや支持幅を持つ複数のスパン梁を単独のエレメントとして設計可能になるなど、Concrete Designにもアップデートが行われている。そのほかDesignモジュールのパフォーマンスの大幅な改善やReinforcement Assumptionウィンドウレイアウトの視認性向上など、さまざまな機能強化が行われている。

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