Titan Robotics社が大型3Dプリンター「Atlas 3.6」を発表
2020年11月18日
Titan Robotics社 2020年11月11日
Titan Robotics社は2020年11月11日、開催中のFormnext Connect展において、同社製3Dプリンターとしては最大となるペレット押出式3Dプリントシステム「Atlas 3.6」を発表した。Atlas 3.6は、同社のDual Pellet ExtrusionシステムおよびHybrid Pellet + Filament Extrusionシステムとの互換性があり、1270×1270×1829 (mm)もの最大造形寸法を特徴とする大型3Dプリンター。同機は最大80度に対応するアクティブ加熱式チャンバーを備えると共に、Single PelletとDual Pellet、およびペレットとフィラメントのハイブリッドなどの複数の押出構成を利用することができる。加えて、インターロック付きドアや閉ループ式の工業用NC制御システムを搭載することも特徴としている。同機は、炭素繊維強化ポリエーテルイミド樹脂やガラス繊維強化PEKK(ポリエーテルケトンケトン)樹脂、あるいはABS樹脂やナイロン樹脂などのさまざまな高性能材料を使用できるため、さまざまな用途で使用される大型部品の造形に利用できるとしている。