NUMECA社が汎用(はんよう)流体解析統合環境「FINE / Open with Openlabs 10.1」をリリース
2020年11月26日
NUMECA社 2020年11月17日
NUMECA社は2020年11月17日、同社製汎用(はんよう)流体解析統合環境の最新版となる「FINE / Open with Openlabs 10.1」をリリースした。FINE / Open with Openlabs 10.1では、HEXPRESS / Hybridにおいて、粘性層押出法や改良型投影オプションが高速化され、メッシュ生成が高速化されているほか、分散MPIバージョンにおいて高速化や安定性が改善されている。また、BETA版のGPUアクセラレーションにおいては、CPU-Boosterと新規GPU技術を組み合わせることで、計算速度を最大10倍にまで向上できるとしている。Fluid-Structure Interaction(流体と構造間の相互作用)解析においては、モーダル法とNLH(非線形調和)ソルバを組み合わせることで、計算資源が限られてる条件下であっても高速かつ精度良く、フラッタや強制応答現象を解析できるようになっている。