Materialise社がレーザー焼結用材料「Bluesint PA12」および3Dプリント支援用ソフトウェア「Magics 25」を発表

2020年12月 2日

Materialise社 2020年11月25日

Materialise社は2020年11月25日、レーザー焼結用新材料の「Bluesint PA12」と、同社製3Dプリント支援用ソフトウェアの最新版となる「Magics 25」を発表した。Bluesint PA12は、レーザー焼結法による造形時の再利用粉末使用率を最大100%まで高めることができる画期的な技術を用いて製造された材料。同社によれば、同材料を用いた場合、通常であれば廃棄物として捨てられていた材料も、新規部品造形のために再利用できるようになる一方で、通常の材料を用いて造形した場合と同等の機械的特性を達成できるとしている。一方、Magics 25では、Fix Wizardがツールページにまとめられており、全てのエラーを一目で確認し、クリック1回で修正することが可能となっている。また、解析モジュールでは、新たに金属3D造形用の完全造形解析機能が新たに導入されている。同機能により、複数の部品を一度に解析できるようになるため、解析作業を高速化できるだけでなく、部品同士の相互作用を予測することが可能となるとしている。

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