Creality社がコンベアベルト型3Dプリンター「CR-30」を発表

2020年12月 4日

Creality社 2020年12月1日

Creality社は2020年12月1日、コンベアベルト型新型3Dプリンター「CR-30」のKickstarterキャンペーンを開始した。コンベアベルト型のCR-30は、奥行き方向には事実上無制限に造形可能(幅×高さは200×170 mm)であることを特徴とし、設計者や中小企業など、人手を介すことなく連続造形可能な3Dプリンターを望む全ての人々を対象としている。同機は全金属製のきょう体を備え、Core-XYモーションガントリーが発生させ得るあらゆる振動を減衰できるように設計されている。45度に傾けて設置されたホットエンドは最大耐熱温度を240度としており、TPU(熱可塑性ポリウレタン)材料やPETG(グリコール変性ポリエチレンテレフタレート)材料を用いた造形に対応している。また、Z軸コンベアベルトはナイロン製で、数年は交換不要であるほか、ベルトの下側には最大100度まで対応する出力220Wのアルミニウム製プリントベッドが装備されている。また、CR-30専用のスライシングソフトウェアとなるCrealityBeltが新たに導入されている。

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