ModuleWorks社がCAD/CAMコンポーネント「ModuleWorks 2020.12」をリリース
2020年12月17日
ModuleWorks社 2020年12月16日
ModuleWorks社は2020年12月16日、同社製CAD/CAMコンポーネントの最新版となる「ModuleWorks 2020.12」をリリースした。2020年で3番目のリリースとなるModuleWorks 2020.12では、Rotary Machining(回転機械加工)コンポーネントにおいて、円すい形状加工用のツールパスパターンを最適化するために、円すい形をした加工部底面に対して工具を垂直に保つ機能が導入されている。このため、荒加工時の深さ方向ステップ数の最小化や、仕上げ加工時のステップダウンをなくすことができるなど、さまざまな利点があるとしている。また、工具負荷を安定させ、加工条件の変動を抑えることで材料除去速度を高めつつ、工具寿命の延伸も実現するアダプティブ加工機能の強化により、非円形チップを用いる場合にもアダプティブ加工を適用できるようになっている。