Stratasys社が3Dプリント支援ソフトウェア開発用キット「GrabCAD SDK」を発表
2020年12月25日
Stratasys社 2020年12月15日
Stratasys社は2020年12月15日、同社製3Dプリンターの工場現場への導入促進を目的として、ソフトウェア開発キット「GrabCAD Software Development Kit（SDK）」と、同SDKを用いたプログラムを発表した。GrabCAD SDKには、Stratasys社製FDM（熱溶解積層）3Dプリンターとさまざまなエンタープライズソフトウェア間での双方向通信を開発パートナー企業や製造業の顧客が開発できるようにするためのAPIや文書、およびコードサンプルの完全なセットが含まれている。今回発表されたプログラムについて、Stratasys社製造部門シニアバイスプレジデントのDick Anderson氏は、「積層造形技術は、ほとんどありとあらゆる部品を、場所を選ぶことなく迅速に製造することを可能とします。これは、世界的なサプライチェーンの混乱の渦中にあるユーザーが求めるアジリティ（機敏性）の一種です。Stratasysは、スマート工場への完全な3Dプリンターの統合を実現することに尽力しており、積層造形によってのみ達成しうる速度と敏捷（びんしょう）性を顧客の皆様へ提供してまいります」と述べている。