Open Design AllianceがAzure MarketplaceにおけるWebベースCAD/BIMアプリケーション開発用プラットフォーム「Open Cloud」の提供を開始

2020年 3月23日

Open Design Alliance (ODA) 2020年3月20日

2020年3月20日 ―― 非営利組織Open Design Alliance (ODA)は2020年3月20日、Microsoft Azure Marketplaceにおいて、「Open Cloud」ソリューションの提供を開始すると発表した。

Open Cloudは、WebベースCAD/BIMアプリケーション用の視覚化とデータアクセス、および自動化機能を提供する開発用プラットフォーム。

Microsoft Azure MarketplaceにおけるOpen Cloudの提供開始について、ODA理事長のNeil Peterson氏は、「Azure上のOpen Cloudの利用は、Microsoft社のテクノロジーへ投資している企業によるクラウドベースCADおよびBIMアプリケーション開発への道をひらくものです。これらの企業独自のウェブアプリケーションへ視覚化とデータアクセス機能を追加するためにOpen Cloudと連携することができます。加えて、Azure上で実行することで、例えば企業独自ローカルサーバーのセンシティブなIPをホストし、Webを介してセキュアにこの種のIPを取り扱う機能をはじめとした、ほかのクラウドオペレーティングシステムでは対応できない機能を提供することができます」と述べている。

Microsoft社のCloud + AI事業部のプリンシパル・インダストリー・リーダーのDiego Tamburini氏は、「我々は6カ月以上にわたってODAに協力し、Azure上でのOpen Cloudの利用法を最適化できるよう支援して参りました。この新技術のユーザーを組み入れるためのアドバイザーとしての我々の役割を今後も担っていくことを楽しみにしています」とコメントしている。

今回の最新リリースにより、Open Cloudアプリケーションは迅速かつ容易にMicrosoft Azureへ展開できるようになっている。Open CloudはSaaSではなく、テクノロジーとして提供され、プロプライエタリ型CADまたはBIMエンドユーザー製品に対して完全に非依存の、自己完結型Webアプリケーションの開発を支援することができるとしている。

Open Cloud for Azureに関する詳細情報:
https://azuremarketplace.microsoft.com/en-us/marketplace/apps/opendesignalliance1581517906183.oda_open_cloud_for_azure?tab=Overview

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