Bentley Institute Press社が新規出版物「Infrastructure Digital Twins: A Leadership Short Course - Volume 1: Getting to Know iTwins」を発行

2020年 9月 7日

Bentley Institute Press社 2020年9月1日

2020年9月1日 ―― エンジニアリングと建築、建設、運用、地理空間的および教育コミュニティの進化に関する専門的な解説書や最先端の教科書の出版社であるBentley Institute Press社は2020年9月1日、同社のWebサイト(www.bentley.com/Books:書籍およびeBook形態)とAmazon Kindle、およびApple Booksにおいて、「Infrastructure Digital Twins: A Leadership Short Course - Volume 1: Getting to Know iTwins」(インフラストラクチャーデジタルツイン:リーダーシップ短期講習 - 第1巻:iTwinsについて)の提供を開始したと発表した。

Bentley Institute社のグローバルリーダー兼バイスプレジデントのVinayak Trivedi氏は、「INSIDE MicroStation and MicroStation Manager Magazineをはじめとした多数の執筆実績があり、CAD業界についての先見の明があるDan Raker氏の手によるインフラストラクチャーデジタルツインに関する初の書籍を弊社が提供できることを喜ばしく思います。スリムでありながら強力な本書は、Bentley Instituteのチームが開発中の広範なデジタルツインカリキュラムの一部となります。Bentley Institute Press製品ポートフォリオを構成するほかの全ての書籍と同様、本書もまた継続的な学習機会を提供することで、インフラストラクチャー業界における初学者の技術的スキルを向上させるとともに、デジタルイニシアチブをサポートすることを目指しています」と述べている。

Infrastructure Digital Twins: A Leadership Short Courseでは、リーダーが自社のデジタルトランスフォーメーションを推進するために必要な本質的コンセプトを理解し、習得するための実施要領を提供する。
Volume 1: Getting to Know iTwins(本書)では、AECO業界に混乱をもたらしうる技術的、組織的、および人的な適応を余儀なくさせるツールの妥協点を探りつつ、主要な定義について説明している。
Volume 2: iTwins in Action(2020年第4四半期に出版予定)では、データ分析やAI、仮想現実および拡張現実、およびインフラストラクチャーの建設と運用のデジタルトランスフォーメーションに関するiTwin導入を通じて劇的なコスト削減と事業機会の増加をもたらすユースケースについて解説する。

いずれの巻についても、リーダーを教育し、方向性を決定するための主題を習得できるような専門用語と強力なビジネス言語とを混成した、読みやすい内容となっている。インフラストラクチャー分野におけるデジタルツインの活用では、データは新たなインフラストラクチャーであるという考えを重視している。新たな、そして熟練したインフラストラクチャーの専門家であれば、建設環境に命を吹き込むことの重要性を理解している。継続的なインフラストラクチャーの運用を設計意図へ取り込むことにより、デジタルツインはエグゼクティブレベルでの知見をもたらすと共に、アセットパフォーマンスを改善し、より持続可能で環境親和的な成果をもたらすことができるとしている。

著者であるDan Raker氏は、「新規インフラストラクチャーや古くなったインフラストラクチャーの更新に対するこれまでにないほどの需要が世界中で生じています。デジタルツインを導入することで、環境への影響とコストを大幅に抑制しつつ、インフラストラクチャーの反応性の改善について非常に大きな影響をもたらすことができるでしょう。本書では、企業のデジタルツイントランスフォーメーションを推進するためにリーダーがどうするべきかについて説明しています」と語っている。

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