Synthetic Metal社が金属に近い熱および電気的特性を備えた樹脂構造を開発
2021年 1月 7日
Synthetic Metal社 2020年12月30日
Synthetic Metal社は2020年12月30日、金属に近い熱および電気的特性を備えた樹脂構造を開発したと発表した。同社によれば、耐食性や耐熱性、および耐振動性に優れた、Arpmax社製の既存樹脂材料をベースとし、金属製の内骨格と組み合わせることで優れた特性を実現したとしている。同構造は、3Dプリントによって金属製内骨格を造形し、その後に余白を埋める形で樹脂を射出することで形成される。同社によれば、新たに開発された構造は、耐摩耗性が求められる石油ガス産業や、ヘルスケア産業におけるインプラント作成などでの利用が見込まれるとしている。